鳥取県で唯一の認知症改善整体院の宮内です。
今日は甘いものを止められない理由についてお話ししていきます。
この甘いもの、お菓子やジュースとか中々止められないですよね。
以前は私も、ついつい食べてしまったり飲んでしまったりしていましたが、大分食べる量や機会は減ったのかなあって思っています。
それでも時々、食べたくなったりはしますが何故そんなことが起こるのかをお話しして行こうかなと思います。
それは、血糖値が下がると欲しくなるんですね。
正常な人であれば空腹時には80~90くらいの血糖値なんですが、甘いものを食べたり飲んだりするとその後から直ぐに一気に140くらいまで血糖値が急上昇していきます。
この血糖値が急上昇したと聞きに脳からセロトニンとかドーパミンという物質が分泌され、いわゆる気持ちいいとか、快楽を感じる状態になります。
でもですよ、先ほど言ったように血糖値が一気に上がったら、身体はその反応としてインスリンを分泌して一気に上がったものを一気に下げようとします。
そうすると今度は下がり過ぎの状態になった場合、血糖の状態になりイライラしてしまったり、眠たくなったりそんな状態になっていきます。
昼ごはんの後に眠たくなったりするのは、正にこの状態になっていると考えられます。
そこでまた下がった血糖値を上げようとついつい甘いもに手が向いたり飲んだりしたくなるこのサイクルに入ってしまいます。
結果、間食が増えたり、気が付いたら甘いものに手が伸びていたりが常習化してしまいます。
このサイクルから抜け出すには、血糖値を急上昇させない食べ方であったりだとか、食物を選択して食べることにより緩やか~にこの上昇下行をコントロールできるようになるので甘いものへの欲求を抑えられる様にもなってきます。
認知症の方にはこの甘いものの摂取も進行を後押ししてしまう要因にもなりますので、気付かないうちに進行する認知症の改善策の一つとしてこういったことにも気を付けて頂けると良いかと思います。